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 2002年は開幕投手を務めるほどに大成長。スムーズなピッチングから94マイルの速球を放つパワーのある本格派ピッチャー。

 注:英文表記に慣れるため英語にて記載しております。英文文字にカーソルを当てると日本語訳が出ます。

 【52】 ウェイド・ミラー [ Wade Miller ][ Full Name = Wade T. Miller ]
 [ 先発投手 右投げ/右打ち/25歳 ][ メジャーデビュー99/07/07 ][ 誕生日76/09/13 ][ 出身:ペンシルバニア州 ]
  Team ERA W L SV G GS CG SHO IP H R ER HR BB SO
1999 HOU 9.58 0 1 0 5 1 0 0 10.1 17 11 11 4 5 8
2000 HOU 5.14 6 6 0 16 16 2 0 105.0 104 66 60 14 42 89
2001 HOU 3.40 16 8 0 32 32 1 0 212.0 183 91 80 31 76 183
2002 HOU 3.28 15 4 0 26 26 1 1 164.2 151 63 60 14 62 144
2003 HOU 4.13 14 13 0 33 33 1 0 187.1 168 96 86 17 77 161
【 年棒:1年契約[2003〜2003]=52万5000ドル(6300万円)/1年平均:52万5000ドル(6300万円) 】

2001年の飛躍で、リーグを代表するほどの投手に成長。4月には4勝1敗、防御率2.15の成績でカート・シリングやケビン・ブラウン、トム・グラビンらを押しのけて4月最優秀投手に選ばれた。
 ブリュワーズ相手に無傷の4連勝をした際に地元ヒューストンの新聞にこんな見出しが載った。「ミラー・タイム」と名付けられた見出しはビールのテレビCMと敵地の球場名(ミラー・パーク)に引っかけたものだった。アメリカらしい粋な題名を付けられた。

高校時代はショートとサードを主に守っており、マウンドに上がったのはたった4回ほどで、球速は140キロ程度だった。野球をやるために大学へ進学するが、レベルに満足できずに約1年で中退。その間、ゴルフのキャディーなどをして働きながら夢を追い続けていた。待っていた1996年のドラフトで、彼に興味を持った球団はあったが19位指名が終わった段階でミラーの名前はなかった。落ち込んでいたミラーだが、その後アストロズが20位で指名しプロ入りを果たした。

1997年は、2つの1Aで合わせて15勝と実績を積んだが、翌1998年は怪我。1999年は3Aニューオーリンズで11勝9敗を記録しついにお呼びがかかる。メジャーデビュー戦は、同年7月7日で3イニングで3本のホームランを打たれ7失点とチャンスを生かすことが出来ず、再びマイナーに逆戻りしてしまった。そして、3Aで迎えた2000年で再びチャンスが訪れる。7月にアストロズ投手陣が完全に崩壊。クローザーのビリー・ワグナーが怪我をしたことにより、それまで先発だったオクタビオ・ドテルがブルペンに回ることになり、優勝争いを外れたこの時にミラーの登板チャンスが巡ってきた。2度目の降格後も、成功と失敗の日々で最初の1ヶ月は2勝5敗で負け越し。しかし、彼にチャンスが与え続けられ、自身を成長させる試合が訪れる。8月29日に2000年ナショナルリーグを制したメッツとの対戦で好投。5安打1失点完投勝利と何かを掴んだ。ミラーは「・・・いかに攻撃的にストライクを取るのか、相手打者の反応、あるいは自分の調子が良くないときの事とか、あのゲームで掴んだものはいろいろあった」と答える。
その後4勝1敗で大きく勝ち越し、それ以降マイナーに落ちることはなかった。

ラリー・ダーカー監督のミラーについての評価は、「先発1番手になる人間と彼の間にある違いといえば、コントロールだけだな。彼のファストボールにはスピードもムーブメントもある。おまけに鋭いカーブもチェンジアップも持っている。数多く勝てる投手の要素を備えているし、スター選手になる可能性さえ持っている」と絶賛した。

2002年は、開幕投手に抜擢され、今後も活躍に期待される。



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